著者:Dr.ヒロ(YouTuber)
この記事を書くまでに、デール・カーネギー先生の”人を動かす“などの、いくつかのベストセラーの自己啓発本を紹介しました。
それらの良書を補完してくれる一冊の紹介です。
私のスタメン書籍15冊の一つです。
なぜ補完されるのかというと、論述的な記載が多いベストセラーの自己啓発本の中で重要そうな内容を、理解しやすく、実行しやすく、覚えやすくカスタマイズされているからです。
別記事のDaiGo先生の”コミュ障でも5分で増やせる超人脈術“を選んだ理由も同様です。
本書のテーマは、”影響を及ぼす”といったようなテーマで、関係なさそうな内容は入っていません。
例えば、次のような文がありました。
・端的にいうと、会話はまずおだて・お世辞・ゴマスリから入ることを推奨します。
Dr.ヒロ先生の”思い通りに人を動かすヤバい話し方”より引用
・1ミリもそう思っていなくて結構です。
・実際には、媚を売ったら終わりどころか、媚を売らなければ始まらないんですけどね。
表現が強いですが、カーネギー先生の”人を動かす“と似ていますよね。
すなわち影響力を与えるためには、”ほめる。小さいことでもほめる”かたちです。
相手のことを褒めなさい、と言われても、相手の褒めるところがないよ、となるかもしれません。
一方で、Dr.ヒロ先生の言い方だと、あぁお世辞でいいのね、相手に影響を及ぼせないと土台にすらのらないのか、とスッキリと入ってきます。
その他にも紹介したい場所がたくさんあるのですが、ネタバレになりますし、引用しすぎてもあれですので、控えます。
もしよろしければ、詳細は実際に本書よりご確認いただけたらと存じます。
記載があるようなテクニックを知らずに、闇雲に日時を過ごしてしまうと、ちょっともったいないかなとも感じました。
さて、調べれば表示される目次を参考に、私がとても印象に残っている部分を、いくつか紹介します。
- 7-38-55の法則 →7-38-55ルール、メラビアンの法則。コミュニケーションは視覚と聴覚に訴えかけるのが有効です。言葉・文章の完成度はあまり大切ではありません。
- ブサイクでも雰囲気イケメンになれ →人間何をするにも、見た目。馬子にも衣装。内面だけでなく、見た目的にも良い人になろうと努力しいない時点で駄目という意味です。
- 最初に売るべきものは「媚」 →前述の通り。その相手に影響力を与えることを目的とするならば、ほめる。小さいことでもほめる。よく言われていることを表現を変えて表されています。
- 「根も葉もないお世辞」は正論より100倍効く →お世辞だとわかっても、まんざらでもない感覚になります。受け取った方は、無意識に自己承認欲求を大切にしようとします。
- 悪魔的話術「共感逆マウンティング」 →相手に気持ちよくマウントを取らせる。マウントを取りがちな相手が相手ならより簡単です。
- 初デートでマダンテは打つな →まずはスクルトとかフバーハとかバイキルトとか。面白い例え話しだったのでピックアップしました。
- 「聞く能力」があなたを会話上手にする →幼稚園とかから言われ続けてますよね。人の話しを聞きましょう。人の話しを聞けないのは最悪のようです。全力で人の話を聞きます。
- 言葉よりボディランゲージのほうが伝わる →YouTuberの衣装や手の動かし方を見てみると、冷静にそこを観察してみると、違和感がでてきませんか?ボディランゲージを含めるのが有効です。
- 本当に使える心理効果5選 →希少性の原理など、計5つのテクニックの紹介です。
本書のタイトルは”ヤバい話し方“とありますが、話しを上手にするには話しを上達させることだけに注視するのではなく、見た目・身なり・見た目にお金をかける・運動する・媚を売る・聞く重視・ボディランゲージなどという、トーキングではないところに重点があり、結果として話し方が凄くなるといったものです。
媚を売るという行為は、一般的には後ろ指をさされる行為であったり、自身のプライドが許さないことであったりするかもしれません。
私はこれらに関して、以下のような気持ちがありますが、貴方はどのように感じられますでしょうか?
- 媚をある特定の場所でのみ売るのではなく、全員に売るのです。
- アドラー先生も申しています。嫌われる勇気と。
- 変化に最もよく適応したものが生き残るとダーウィン先生は言っています。曲げることができないプライドは弱さそのもの。
文中に”イケメンになれ“と書かれていることからも、メンズ向けに書かれたものなのかもしれませんが、これらの思考やテクニックは全員共通です。
多くの方々の参考になるのではないかと思います。
お勧めの一冊です。もしよろしければ、詳細をご確認いただけたら幸いです。
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