【自己啓発本スタメン15選】オススメの自己啓発本の紹介と私なりの自己啓発書籍の使い方

こんにちわ！
このページは厳選した自己啓発書15選を紹介しています。

私は自己啓発の書籍を割とよく見るのですが、私自身の能力が悪いのか、読んだだけ、というような感覚もあります。
さらに、自己啓発の書籍やその情報はたくさんあり、キリがないなと思うことも多いのです。
もちろん、優秀な方は、たくさん読書をし、たくさん吸収すればよいと思いますが、しかしながら、世の中には私のように消化不良をなされていらっしゃる方もいるのかと考えます。

私個人的には、何十冊、何百冊という本を読むよりも、『これだ！』と思う本、あるいは好きな人の本を、何度も読み、何度も思い出し、何度も実践していくことが重要だと思っています。
そして、単純に知識としてためてマウントするだけではなく、たくさん知った知識より、どう自分なりに解釈し、なにを思い、自分が何をするのかが大切であると信じています。

下記に本気で選んだ15冊の自己啓発本を載せます。スタメンです。

基本的には定番・ベストセラーと呼ばれている書籍です。
私という人間を作るために、分野を固めずに、トータルで厳選したものです。
お勧め15冊の紹介と、これらの本がどうして大切だと私が思ったかを紹介できたらと思います。

もしかしたら、ちょっと違う・・・というような書籍があるかもしれませんが、目指したいものでスタメンをカスタマイズしていただけたら幸いです。
書籍のあらすじや詳細は、リンク先や個別ブログを参照していただけると嬉しいです。(現在順番に作成中です。)

【まず初めに、世の中や他人、そして自分を解釈するときのベースとしたい書籍】

[1]実力も運のうち 能力主義は正義か？：マイケル・サンデル(ハーバード大学教授)
※私の思考のなかに、このような考えが存在していなかったため、衝撃を受けた一冊です。これを活用する、しない、というものではなく、これを知っているのと、知っていないのでは、文字通り完全に生き方が違ってくるのではないかと言えるほどの内容でした。自己啓発本のオススメにあまり登場しませんが、一方で、サンデル先生は日本のテレビにも出演したことがある有名人でもあり、知っている人は知っています。本書を感じたあとでは言葉の使い方や解釈の仕方が変わるため、本概念を考えたこともない人が発言する言葉を、本概念を知っている人が聞いてしまうと、勘違いしているなと思われるかもしれません。

[2]生まれが9割の世界をどう生きるか 遺伝と環境による不平等な現実を生き抜く処方箋：安藤寿康(慶應義塾大学名誉教授)
※上記の[1]とリンクする部分がありますが、毛色が異なる一冊です。親ガチャなど過激な表現が目白押しですが、自己啓発、すなわち”上を目指す人”には一度は触れておく必要がある世界かと思っています。安藤寿康先生は行動遺伝学の第一人者であり、本書には研究内容が豊富に書かれています。遺伝というものの正しい解釈を一番最初に解説しており、研究結果による事実が述べられ、どのような方向性で進むべきかの提案をしています。

【世界の摂理をなんとなく理解したときに、はたして私はどんな人か知ってみようとする書籍】

[3]さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 最新版 ストレングス・ファインダー2.0：ジム・クリフトン(ギャラップ社会長兼CEO)
※旧名称『ストレングスファインダー』＝新名称『クリフトンストレングス』です。自分の才能のうち、どのような資質が強く出ているのかを明示的に発見することができるものです。面白いのは、34個の資質と定義づけて、を強く出ている資質が、強みになり、過去の自身の行動と照らし合わせることで、どのように行動するかの指針を示してくれるものです。また、人それぞれで資質の強弱が異なるため、これを理解しておくとコミュニケーションもスムーズになります。ちなみに私のトップの資質は個別化でした。

【仕事やたまにプライベートで人と接するときのベースとしたい書籍】

[4]人を動かす：デール・カーネギー(みんなの先生)
※自己啓発の書籍の原点ともいえる一冊であり、多くの人が知っている本です。ほめて、ほめて、褒めまくる、まさにごますりサラリーマンのようですが、根拠のある行動です。やるかどうかは別問題として、これができる、できないでは、生きやすさ(コミュニケーションのしやすさ)が変化するということは把握しておく必要があると信じています。頭の中でイメージしやすく、記憶しやすくするために、ストーリー立てた構成になっていまして、とても親切な良書です。

[5]「変化を嫌う人」を動かす 魅力的な提案が受け入れられない4つの理由：ロレン・ノードグレン(ケロッグ経営大学教授)、デイヴィッド・ションタル(ケロッグ経営大学教授)
※タイトルの通りですが、魅力的な提案が受け入れられないことがあります。それは、その魅力を受け入れるときに、抵抗(障害)があるときだと述べています。そして、私たちは何か魅力的な提案をするときは、その魅力を大きくすること、大きく見せることばかりに注力して、抵抗(障害)を軽視している実情がある。それを解決していきましょう、という内容の書籍です。感情に伴う抵抗は分かりづらいが、どうやって抵抗を探っていこうかということを記載しています。

[6]影響力の武器 なぜ、人は動かされるのか：ロバート・B・チャルディーニ(アリゾナ州立大学名誉教授)
※チャルディーニの法則。6つのカテゴリー(返報性、コミットメントと一貫性、社会的証明、好意、権威、希少性)に分類される人間の反応に関する書籍です。人間の行動をコントロールしようとする際にも必要なことですが、自分を外部からのコントロールから身を守る際にも必要なことです。6つのカテゴリーを含めているかチェックリストを活用しながら、提案書やプレゼン資料、あるいは商品紹介の文言やポップなどを作成していくことが重要かと考えています。

[7]GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代：アダム・グラント(ペンシルベニア大学教授)
※クレクレ厨は嫌われる。じゃあ与える側になろう。と単純明快な話しではないことを提示してくれる良書となっています。与えることは確かに大切なのですが、それに夢中になりすぎてしまうと自分自身の人生・生活が苦しくなってしまうと明示しています。では、与えることは何がいいのか？そして、どのように与えればいいのか、このような疑問が残りますが、本書で述べられています。一方で、本書の内容は解釈や受け止め方が人によって大きな幅を持ちそうな感触を受けており、それがまた一層面白く思います。ギバー、テイカー、マッチャー。私は本書籍より、ギブする際の自分なりの条件のようなものを漠然とですが決めてみました。

【結局、サラリーマン(組織人)の一員としてどうやっていくかという書籍】

[8]良い戦略、悪い戦略：リチャード・P・ルメルト(カリフォルニア大学名誉教授)
※戦略を立てない年はないのかなと思います。それが組織的な大きいものなのか、あるいは個人的なものなのか、規模は様々だとは思いますが、何かしらを行っているのかなと思います。良い戦略と悪い戦略の両方の構造が具体例を知ることができ、より成功に結び付きやすくなります。これを、1年、2年、3年・・・と続けていくと、明らかな差になって現れるのは疑いの余地はありません。会社全体というような大きな組織全体を方向性を持たせて動かすものではありませんので、本書は特別な一冊と言えるかと思います。

[9]トヨタ式「すぐやる人」になれる8つのすごい! 仕事術：桑原晃弥(ジャーナリスト)
※私はメーカーの管理監督者兼エンジニアなのですが、一応は会社グループにて”製造”ということもやってはいますので、同じ製造業として、製造業トップのトヨタさんの思想は目は通しておかなくてはならないと思って手に取った一冊です。が、”製造メーカ”だから、というような偏った内容ではなく、私たち社会人の仕事の取り組み方と言った方が正確で、すべての方にオススメできる一冊です。ただ、恐らく自己啓発本を見に来られている方なら問題ないとは思いますが、カイゼン・成長するために「努力」することが当たり前というようなトヨタさんの思考なので、読者を選ぶかもしれません。

[10]ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために：ドリー・クラーク(経営思想家)
※世の中のトレンドが、スピードが速いこと、すぐやること、すぐ結果を出すこと、そういったことに重点が置かれています。しかし、よくよく冷静になると、その分野のことができるようになるには年単位、十年単位で必要になる。だから、長期的な、忍耐的な思考も持ち合わせる。一般感覚よりも長い時間軸で戦略をたてる。そんなことが書いてありました。なんというか、当たり前のようなことだけど、当たり前のように理解ができていませんでした。一方、忙しすぎるようになるまでの行動指針や、時間がとれなくなったあとの行動指針が書いてあり、自分時間をあてられる”余白”の時間を作ることの大切さが述べられています。

【これらの書籍を私個人的にカスタマイズするような書籍】

[11]コミュ障でも5分で増やせる超人脈術：DaiGo(メンタリスト)
※めちゃめちゃ顔が広い人とパイプを持つという、友達ゼロの私にはかなり難易度が高そうな内容も書かれていましたが、コミュ障であることを悲観的になる必要はなく、直そうと努力しなくてもよいとあり、何か救われたような気もしました。コミュニケーションは苦手で友達はいませんが、話したり聞いたりするのが完全に嫌いなわけではありませんので、テクニックを駆使し、一歩でもよい人脈ネットワークを作れるようになれたらと考えています。

[12]思い通りに人を動かすヤバい話し方：Dr.ヒロ(YouTuber)
※タイトルは”ヤバい話し方”とありますが、話しを上手にするには話しを上達させることだけに注視するのではなく、見た目・身なり・媚を売る・聞く重視・ボディランゲージなどという、トーキングではないところに重点があり、結果として話し方が凄くなるといったものです。総合的なコミュニケーション技術を知ることができる一冊です。少し話しが変わりますが、知り合いに、いつもスポーツキャップとマスク、リュックサック、スニーカーといういでたちで、彼女が欲しんです、と揚々としておられる方がいるのですが、やっぱりどんなにいい人でも、初対面の女性からはいったん警戒されそうです。その道のスペシャリストなら話しは別かもしれませんが、人間、頭だけ(頭でっかち)でも良くないというのが私の持論です。

[13]運動脳：アンデシュ・ハンセン(精神科医)
※人間、頭だけ(頭でっかち)でも良くないという発展形。むしろ、適度な運動がないと頭が(脳が)衰退するという残酷な事実を教えてくれる一冊です。ただ、25歳を過ぎると脳が縮小すると書いてありましたので、おじさん以降が特に気を付けなくてはならないことですね。私は長年、徒歩で通勤をしていますが、これは片道30分くらいです。さて、片道30分、往復1時間のちょっと元気なウォーキングはどのくらい頭(脳)に良い効果があるでしょうか？負荷は弱すぎでしょうか？また、ソファーに数時間座ってダラダラする生活だとどのくらい頭(脳)に影響があるでしょうか？そのような疑問も解決してくれる良書です。

【ビジネス・商売をしていく上で予想は難しいけど、未来を予想してみないとと思う書籍】

[14]未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること：河合雅司(ジャーナリスト)
※日本の人口減少と超高齢化社会によって、あらゆる分野で崩壊が起きるという内容です。悲劇を聞いて変な感情を覚えたいのではなく、また、瀬戸際の日本を救いたいというような大層な志もありません。将来、確実に悪い方向に進む。あらゆるところで人手不足となるようです。”困っている”現象があるということは、チャンスでもあるかもしれませんし、あるいは、日本から外に目を向けるきっかけであるかもしれません。縮小していく日本経済の中で漠然と成長戦略を提唱する愚かさをみせないためにも、まずは現実というものを知ってから日々を過ごしていけたらと考えています。

[15] 2040年の未来予測：成毛眞(実業家。元マイクロソフト代表取締役社長)
※上記の[14]と同じジャンルにはなりますが、こちらはテクノロジーに関しての描写が多くあります。私はなんちゃってですがエンジニアですので、押さえておきたい一冊です。そして、日本人によって執筆された書籍ですので、日本の状況に関しても記載されており、案の定、日本は暗い未来しかイメージできず恐怖であるとのことであった。上記[14]の繰り返しとなりますが、私は日本を何とかしたいというような志はありませんが、知っているのと知らないのでは、”自分の生き方”や、大きく出れば”会社での戦略”が変わってきます。自分で判断して、自分で行動して、自分で守るしかない、それを知らしめてくれる一冊です。

自己啓発本は読むのが大切なのではないと感じますが、どう思いますか？

読んだ中からどこの部分をどういう風に自分に落とし込んで、どういう風に血肉にしていくか、そういうことが大切だと感じてます。

そのため、書籍の中身を正確に暗記する必要はなく、また、学問的に論理立てて解析する必要もないのかなと感じます。
著者より投げかけられコトバから生き様を受け取ることが最も大切なのではないかなと信じています。

そのような信念をもとに、書籍を紹介していければと心がけております。