著者:ドリー・クラーク(経営思想家)
楽天市場(楽天ブックス・Kobo)
ロングゲーム 今、自分にとっていちばん意味のあることをするために [ ドリー・クラーク ] 価格:2200円 |
さあ、ロングゲームをプレイしよう。
私も、このゲームのプレイヤーだ。
ゲームはお好きでしょうか?
未来の人の救いとなるかもしれないメタバースの世界には興味がありますが、私は最近はゲームは全くやっていません。
なぜならば、多くのゲームにおいて、それを楽しむためにも、それなりの助走時間が必要であり、その努力時間の忍耐や確保に躊躇してしまうからです。
日々、お忙しいですか?
仕事に限って言えば、会社内では私はかない忙しい方の部類に入りますが、それでも時間が全く取れないわけではありません。
勝手な妄想とはなりますが、多くの方はある程度の時間的余白はお持ちかと想像します。
本書のパート1。余白。
時間的に余白がない場合、さらに何かやろうというのは不可能だということを述べています。
もしかすると、人によっては、分単位のスケジュールなんてないよ、当てはまらないよ、と思われるかもしれませんが、「余白」が大切だということを言いたいのだと解釈します。
私自身も反省する部分ではありますが、忙しさやその演出は、社会的に一定の効果があったり、他から目をそらす効果があったりするので、無意識のうちに忙しさを求めているところもあるとのことです。
私は余白がないわけではありませんが、本書では、読者に歩み寄ろうとするところもあり、好感が持てます。
自由な時間がたくさんあるときは、貴重なつながりになるかもしれないので、依頼や誘いに応じようと記載があります。
ただ、余白が取れないほど忙しくなってきた場合は、ノーと断ることも覚えなくてはならないとし、そのための思考基準のようなものが提言されています。
本書のパート2。集中。
自分のやりたいこと、好きなこと、やりがい、そういったものを探し、集中するのも良いのではないかと述べられています。
これは、別の記事で紹介した本にも関わりますが、そういうものは、自身の才能である可能性があります。
ちなみに、お金の量と幸福はそんなに直結しないといいます。
理想の未来を基準にし、考えます。
作った余白時間と、考えたやってみたいこと、これを用いて新しいことをやってみる。
余白で作られた程度の時間であれば、仮にうまくいかなくてもダメージは小さく、良い経験や良い出会いは残ります。(自分時間=Googleの20%ルールが例に出ています)
その他、やはりコミュニケーションが大切とありますが、ここは別の記事での自己啓発本の紹介、”GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代“、”コミュ障でも5分で増やせる超人脈術“、”思い通りに人を動かすヤバい話し方“を参照いただけると幸いです。
本書のパート3。信念。
日本的に言ってしまえば、簡単に言えば、継続は力なり、ということです。
うまく花開くまでは嫌になることもあります。
私なりに噛み砕きます。
- すぐに大きな結果を出せる人は存在しないと理解する。
- 初めのうちは成功が目に見えなくても、それに対して意気消沈しても意味ない。分かりきっていること。
- ただし、多くの人々がこれに脱落する。
- 長い時間、継続させ、何度も挑戦すると必ず道が開ける。
- 長い時間軸で考える、つまり、ロングゲームすることが大切。
さて、ドリー・クラーク先生はコーチングをされていることもありまして、一つ一つの思想に対して、考え方や手順を丁寧に記載されています。
なるほど言われてみれば!、ということが多くあり、右往左往している自分が恥ずかしくも感じました。
全部コピペするわけにもいきませんので、詳細は控えますが、よかったら本書をご覧になっていただけたら幸いです。
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