著者：桑原晃弥(ジャーナリスト)
なんだ、すぐ文字数の上限に達してしまうな。
私は某SNSのユーザーなのですが、承認欲求の塊か、自分に酔いながら文章を書いている日々です。
文字数を超えてしまうのですよね。ほんとにすぐに。
まったくもって、無駄な文字が多いし、いらない言葉も多い。ムダというやつです。
Facebookは大量の文字が書けますが、リアルの付き合いのSNSなので、なんか違う気がしました。
今更かもしれないが、ブログをやってみよう。
とりあえずやってみよう。
と、勢いで登録はしましたが、ネタがなかなか決まらず、何も書かずに何日も経過してしまいました。
本書(トヨタ式)曰く、「まずやってみる」というのが「何よりも大切」。
「すぐ」にはできていないですけで、私も、ブログをまずはやってみています。
さて、私は成長したいと思い自己啓発の書籍を読んでいますが、なんと言いますか、野望みたいなものがあります。
あなたの夢はなんでしょうか？
特に夢なんてないよ、って言われる方もいるかもしれません。
人生観というのは本当に千差万別です。
人によって正しいと思うことや、やりたいことが大きく異なります。
一方で、会社は多くの人が集まった集合体です。
さらに困ったことに、会社の社員が全くバラバラなことをしていると、大きな成長は見込むことができません。
私事ですが、勤め先に会社に一体感を感じません。
詳しく書くと愚痴のようになってしまいますので省略しますが、物事や課題に対してどう捉えるかが、人によってまちまちです。
結果、会社成績は赤字続きで、毎月のように人が辞めていく状態です。
本書籍から得られる良い情報は、一つ一つのトヨタ式仕事術そのものではなく、トヨタさんでは全員が同じ考え方の情報を共有していると書かれているところです。
まだ数年先になるとは思いますが、私がグループ長以上になってからは、このトヨタ式の仕事術を箇条書きで打ち出して、「考え方の良し悪しの基準」みたいな感じで、皆で情報を明確に共有したいと思います。
例えば、
- 議論するより、まずやってみましょう。やってみないで口だけ動いている人は、悪い働き方ですよ。
- いわゆる5S。大切ですよ。5Sできない人は、悪い働き方ですよ。
- もっといいやり方がないか考えてみましょう。考えなしに、上司に言われた通り、規則通りでは、悪い働き方ですよ。
そして、繰り返しとなりますが、大事なのでもう一回書こうかなと思います。
できる、できない、ではなくて、また、この考えが正しい、正しくないとかの観点ではありません。
このような「良し悪しの基準」みたいのをみんなで共有しておけば、いちいち各個人の思考の差による無駄なことをしなくて済むということが大切です。
本書では、仕事に対するリアルなカイゼン点がしっかりと書かれていますので、「別にそんなに上を目指しているわけじゃないんだけどな」という方にはしっくりこない書籍かもしれません。
しかし、トヨタグループという最も成功している企業の考え方・思想が、「正解でない」わけがありません。
自社環境にカスタマイズは必要かもしれませんが、そこに「答えの一つ」が記載されています。
本書は、コツとして100個近い話しが記載されていますので、もしよろしければ、実際に読んでいただければ幸いです。
(目次はAmazonに記載があります。本ブログでは目次の引用を避けます。)
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