【正しくギブしよう】”GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代”の紹介と活用【自己啓発本の紹介】

著者:アダム・グラント(ペンシルベニア大学教授)

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GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 [ アダム・グラント ]

価格:1980円
(2023/10/8 23:46時点)
感想(22件)

クレクレ厨は嫌ですよね。
リアルでもバーチャルでもどちらでも生息しておりますが、あなたの周りにもそのような人はいますでしょうか?

私のスタメン書籍15冊の一つです。

なんでもかんでも誰かに与えればいい、そういう意味ではないことを、一番注意する必要があります。
他のスタメンの書籍とちょっと毛色が異なるところとして、”「与える人」こそ成功する時代“と一番大きく書いておきながら、与えることによりどん底に陥る可能性もある、危険性を漂わせているような書籍です。

それでも、なぜスタメンの一冊に挙げたかと言いますと、正しい情報を知れたことと、”最大限に成功するなら”与える人でなければならないと知れたからです。

簡単に定義と結論を記載します。

世の中には、ギバー、テイカー、マッチャーという3種類に分けられ、マッチャーが一番多いとのことです。

  • ギバー:得ることよりも、与えることを多くしようとしている人
  • テイカー:与えることよりも、得ることを多くしようとしている人
  • マッチャー:与えることと、得ることを、バランスよく保とうとする人

成功者という観点からの順位では、
ギバー > マッチャー > テイカー > ギバー
となります。

要するに、私たちのように自己啓発本を読んで、より成功したいと思っている人は、与えること(ギブ・ギバー)をお勉強しなければならないのです。

一般的な、特に日本人にありがちな感覚として、以下のようなことがあるかもしれません。

  • メリットもないのに他人のために働くとかちょっと・・・・
  • 仮に私にちょっと損となったとしても、あの人のメリットとなるようなことをしたくない・・・

本書は、そのような自分との葛藤へのアプローチのヒントになるかもしれません。

  • 大成功を収めるのは、絶対に1人では無理。つまり、組織全体が自分についてきてくれないと駄目
  • 誰か特定の人のため、という観点ではなく、ひいては、組織(会社やグループ、チーム)全体が得になるという観点で与える
  • 長期的な戦略となるため、ギブする(与える)相手と与え方を微調整する

こういったところでしょうか。
実際には、できる人とはどんな人か、育成とは、影響力とは、戦略とは、など成功するための指針のようなものがトータルで記載されているノウハウ書籍になります。

目次のみ記載してみます。

  • あなたは、まだ「ギブ&テイク」で人生を決めているのか/いま「与える人」こそ、幸せな成功者となる
  • 「名刺ファイル」と「フェイスブック」を見直せ/「与える人」の才能① 「ゆるいつながり」という人脈づくり
  • チームの総力を活かせる人/「与える人」の才能② 利益の「パイ」を大きく増やす働き方
  • 荒野で“ダイヤモンド”を見つける法/「与える人」の才能③ 可能性を掘り出し、精鋭たちを育てる
  • 「パワーレス」の時代がはじまった/「与える人」の才能④ 「強いリーダーシップ」より「影響力」
  • 「与える人」が気をつけなければならないこと/「成功するギバー」の、したたかな行動戦略
  • 気づかいが報われる人、人に利用されるだけの人/「いい人」だけでは絶対に成功できない
  • 人を動かし、夢をかなえる「ギブの輪」/未来を変える「因果応報」のルール
  • 「成功への道」を切り拓く人たち/あとに続くのは誰だ

おもしろい話しとして、SNSのアイコンでテイカーである可能性を見極められるとのこと。
詳細に書いてしまうとネタバレになってしまいますので、我慢します。
趣のある書籍ですので、ご覧になっていただくのはいかがでしょうか。

今日の自己啓発書籍の勉強のまとめ。

  • 大成功するためには、GIVE & GIVE
  • Giverは搾取される立場になりえるため注意
  • Takerは大成功できない
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