著者:デール・カーネギー(みんなの先生)
人間関係って難しい…
コミュニケーションが苦手…
あいつが動いてくれれば変わるのに…
どうしたら君は私に好意を持ってくれるの?
原点。
“人を動かす“の紹介です。
私のスタメン書籍15冊の一つです。
ベストセラーすぎますので、読んでいる方も多いでしょうし、内容をピックアップしたり、解説した情報も数多くあります。
私は本というのは何度も何度も目を通すべきだと感じています。
本書籍は特にそう思わせる一冊です。
あれ?どうだったかな?と自信がなくなったときに見返せるように、本書は物理の本と電子の本の両方で持っています。
本書は一つ一つの項目を、頭の中でイメージしやすく、記憶しやすくするために、ストーリー立てた構成になっていまして、とても親切な良書です。
後述します原則に則りますと相手に”影響”を与えることができ、人間関係、友人関係、恋人関係、夫婦関係、すなわち、あらゆる対人コミュニケーションが良好に円滑になります。悩みの解決の助けになります。
ストレス、悩み、苦手、うまくいかない、めんどくさい、嫌い、怖い、など、そういったことのヒントになりえます。
目次だけでも役に立つと思ってるのですが、いかがでしょうか?
毎日さらっと眺めるのもよいのではないでしょうか?
PART1:人を動かす三原則
1:盗人にも五分の理を認める
2:重要感を持たせる
3:人の立場に身を置くPART2:人に好かれる六原則
1:誠実な関心を寄せる
2:笑顔を忘れない
3:名前を覚える
4:聞き手にまわる
5:関心のありかを見抜く
6:心からほめるPART3:人を説得する十二原則
1:議論を避ける
2:誤りを指摘しない
3:誤りを認める
4:穏やかに話す
5:「イエス」と答えられる問題を選ぶ
6:しゃべらせる
7:思いつかせる
8:人の身になる
9:同情を寄せる
10:美しい心情に呼びかける
11:演出を考える
12:対抗意識を刺激するPART4:人を変える九原則
“人を動かす”の目次
1:まずほめる
2:遠まわしに注意を与える
3:自分の過ちを話す
4:命令をしない
5:顔をつぶさない
6:わずかなことでもほめる
7:期待をかける
8:激励する
9:喜んで協力させる
思われたかもしれません。
これ、聞いたことある。とか、これ、あの本に書いていたことだ。とか。
あらゆる自己啓発の原点ですので、何度もみて、何度も試して、初めは意識的に、そしてそのうちスムーズにできるように目指すべきものです。
ちなみに、私は性格があまり良くないので、分かってても原則から外れる態度をとることはあります。
そこには、”覚悟”があるのですから、それならそれでも良いと思ってます。
五分の理を認めてください。え?違いますか?
さて、この計30原則のなかでも私が重要視したいのは、”おだてる“部分です。
- 重要感を持たせる。→あなたは重要な方であると力説します。承認欲求と呼ばれるやつです。
- 名前を覚える。→名前って忘れやすいですよね。歳を取るとなおさら。覚えててくれるというのは嬉しいものです。
- 褒める。そして褒める。→社交辞令と感じても、それでも内心、まんざらでもなく、嬉しくなってしまいます。
- しゃべらせる。→マウントとる人は苦手ですか?簡単です、マウントを取らせておけばいいのです。明瞭で簡単。
- 演出を考える。→理屈だけでは駄目だということです。エモさが必要です。
豚もおだてりゃ木に登る、ということです。
ごますりサラリーマンのようですが、根拠のある行動です。
やるかどうかは別問題として、これができる、できないでは、生きやすさ(コミュニケーションのしやすさ)が変化するということは把握しておく必要があると信じています。
私もかなり某SNSで頑張っていますけど、上達しているのでしょうか。分かりません。
徐々に相互さんや安定さんも増えてきていますので、引き続きトレーニングします。
話しがそれてしまいました。
本書を知ることで得られるもう一つの側面です。
本を読む人はこの原則を知っている人が多いので、影響を与えてこようとする人からの、ワンクッションを置くことができます。
私、あいつにうまく動かされるのか?
変な言い方ですけど、なんかいい感じはしませんね。
まだ買って読んでないのでしたら、他の自己啓発の本を買う前に、まずはこの書籍を読んで頂くのもよいかもしれません。
今日の自己啓発書籍の勉強のまとめ。
- ほめる。小さくても褒める。
- しゃべらせる。しゃべらせていい気にさせる。
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