著者:河合雅司(ジャーナリスト)
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未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること (講談社現代新書) [ 河合 雅司 ] 価格:1012円 |
若い人や子どもは宝だと思っています。
だから、もし将来、私が偉くなり、更に会社がたくさん儲かるようになったら、会社利益の幾分かを若い人や子どものために使いたいと思ってます。
未来の日本や世界がどうなるか全然分からないし、できたとしても大した規模ではないとは思うけど、それでも、少しでもいい、何かをしたいと思っています。
どういうことをしたいかは、またの機会に述べさせていただくとして、本ブログ記事の本題に参りましょう。
私の予想が間違っているかもしれません。
ただ、危機である未来に備え、準備するに越したことはないでしょう。
“未来の年表 業界大変化 瀬戸際の日本で起きること“という書籍の紹介です。
私のスタメン書籍15冊の一つです。
今、日本は、間違いなくハードモードの世の中です。
物価もなんだかんだで右肩上がりですし、税金はまだまだ豪快に上がると言われています。
ストレス社会でもありますが、将来幸せな日本に傾いていくかというと、むしろ不幸のほうかもしれず、要するに、ハードモードです。
いや、将来は、エクストラハードモードにモードが移行するかもしれません。
日本の将来の一部の予想を見てみるとした一冊です。
将来に向け、若い人などにも見ていただきたいと思ってあげたところもありますが、私自身はビジネスにも繋げられたらと思っています。
将来、以下のような問題が普通となり、困ることになる。
問題・危機をイメージできれば、今から取るべき行動が見えてくるかもしれません。
本書の目次より、例を書いてみましょう。
【整備士不足で事故を起こしても車が直らない】
いきなりインパクトのある目次です。
テクノロジーが浸透すれば事故は減りますので、事故とは表現を大きく見せたかったのかもしれませんが、平たく表現すると、世の中の技能者が少なくなる未来が見えると述べられているのだと思います。
このような困る状況が日本中に出てきたとき、もしかしたら、新しいニーズが出てくる可能性もあるかもしれません。
自身のビジネスに置き換えると、もちろん技能者と呼ばれるような方々もグループには存在しますが、まずは最低限、人材は流出させないような、そのような会社づくり・社風づくりを今のうちから手掛けないと手遅れになるリスクはあります。
【IT人材80万人不足で銀行トラブル続出】
私はエンジニアでもありますので、IT関連の技術も少しは分かりますが、専門分野が異なり、ほぼ素人です。
ただ、よく分かることもあります。
今までこの分野で蓄積されたリソースが全くない企業や人が、この分野に踏み込むのは困難です。
具体的にいうと、平時よりIT案件を良くやっている企業などにいる、そこで実際に働いている人でないと、実際に使用できるほどの技術を得ることは困難です。
片手間でできる世界ではなく、失敗すると謝罪会見が待っているかもしれません。
ちょっと経験した私の感想では、研修をやったくらいでは通用しない世界です。
つまりは、人材が限られるのですね。
需要が伸びて、人材も増えているそうですが、能力の取得が難しく、結果、人材不足で深刻なんですよね。
自社が打てる手はなんでしょうか?戦略はどうなりますでしょうか?
私の場合は、M&Aかもしれません。
ところで、たとえ難しい分野だとしても、私もエンジニアの端くれですので、私自身、勉強を続けています。
今は何をするにしてもクラウドは切っても切れませんので、クラウドの勉強もしています。
まだまだ披露できるほどではありませんが、いつかブログでウンチクを書けたらと思います。
【ドライバー不足で10億トン分の荷物が運べない】
タクシー80歳まで運転手オーケーみたいな話しが話題になりましたっけ?
運転手業界は人材獲得が難しい業種のようです。
効果の程度は別として、これを解決しようとするテクノロジーや動きは必ず出てきます。
テクノロジーや仕組み、あるいは製品やサービスを生み出すのは難しいことですが、利用することにより事業改善を行うことはできるはずです。
利用価値あるの?とすぐに見切りをつけずに、新しいものへの関心はし続けることが絶対に必要です。
運送業への参入は積極的には行いませんが、グループ会社がやりたいと表明したら応援したいとは思います。
さて、このように私の意見では、チャンスあるかも?と参入の方向に書いていますが、ここで大切な基本となる考え方。
日本の人口減少。しかも、若者や現役世代が減るのです。
つまり、内需が減るのです。(行政の出費は多くなる見込み)
あらゆる業界で淘汰に勝ち残れるのであれば、それはそれでいいでしょう。
しかし、一般的なセオリーは選択と集中です。
本書籍でも”やめる事業を選別する”と記載があります。
20年くらい勤めてますが、明確に“やめる”と会社で決めることが本当に難しいと思います。
私は会社で立場ある人になろうとしています。
もしなれたら、責任と覚悟をもって、”やめる”と決断します。
それが働いている人のやりがいにも通じると信じてます。
今日の自己啓発書籍の勉強のまとめ。
- 人が最も大切なリソース。楽しく効率的に。
- 日本の市場は縮んでいくので、これまでよりも、やることとやめることの選択を。特に”やめる”こと、”やめられるように準備する”ことを重視。
私たちはどのように歩むべきか、本書はその手順を提示しています。
本記事ではその部分は記載しませんでしたが、よかったらリンクなどから詳細を見てみてください。
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