【一歩の価値】”運動脳”の紹介と活用【自己啓発本の紹介】

著者:アンデシュ・ハンセン(精神科医)

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運動脳 [ アンデシュ・ハンセン ]

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感想(18件)

運動した方がいいのは分かってはいるのですが、続かないのですよね・・・
運動はしておられますでしょうか?

運動脳“という書籍の紹介です。
私のスタメン書籍15冊の一つです。

といいますか、もしかしたら今一番多くの方に知っていただきたい一冊です。
私のつたないプレゼンでは魅力をうまくお伝えできないとは思いますが、とにかく一度は目を通していただきたいと思っています。

さて、こんな一文がありました。

人類の歴史が始まってから2003年までの分量に相当する情報が、わずか2日で生み出されている。
現代人はほとんど原始人。

“運動脳”の本文より一部引用

これがどういう基準かは書いてありませんでしたが、改めて考えてみますと、ニュースやYahooなどの情報だけでなく、LINEやX(Twitter)、Instagram、TikTok、社会人で言えばTeamsやメールなど、ひっきりなしに情報のやり取りをしています。
さらには気になることがあればネットワーク上にありとあらゆる情報があり、それを選別するのも大変です。

一方で、現在での人類が近代化してからの期間というのは、原始からの期間からみると、ほんの一瞬。
生物の特性というのは非常に長い時間をかけて変化(進化)していきますので、この環境の急激な変化についていくのが難しく、身体や精神にガタがきやすいそうです。
そして、これが大切なことなのですが、人類は昔からめちゃめちゃ長い期間、動いて食料を手に入れてきたので、“動く”ということが”前提”で身体ができているとのことです。

言い換えますと、動かないと身体や精神にガタがでやすいのです。

私は中年ですので、なおさら運動に気を付けませんと、生活習慣病というものが迫ってきます。

が、本書は生活習慣病とかを議論してはおりません。
動かないことは脳へ悪影響を及ぼし、逆に、運動をすることで脳に関わるあらゆるものが改善するということを述べています。

生活習慣病は、一般的には、私のような成人以降の人々の議論対象となりますが、一方で、脳の活動というものは、幼少期から当てはまります。
つまり、若い方にもぜひ見ていただきたい、知っていただきたい内容です。

内容を書きすぎるのはよろしくないので、目次の内容から順に記載してみます。
運動によって効果・改善があるもの。(目次より)

  • 認知機能
  • ストレス
  • イライラ
  • 不安・心配
  • 食欲調整
  • 集中力
  • 自制心
  • 注意散漫
  • ADHD(注意欠如・多動症)
  • うつ(鬱)
  • モチベーション・意欲
  • 気分のムラ
  • 暗記力・記憶力
  • アイデア・創造性
  • 学力
  • IQ
  • 脳の老化
  • 認知症(発症率)

今現在では、どのような脳内物質がどこでどのように働いていてどうなるのかということが、だいぶ分かってきているそうです。
そのため、そこに働きかけるような薬が開発されて、処方されているそうです。
運動(の方)が効果的であるとあまり大々的に知られていないのは、ひとえに、お金・ビジネスの都合であると述べられていました。

さて、ここでは簡単に”運動”と述べられていますが、どのような運動をした方がいいのか、筋トレでもいいのか、あるいはどのくらいの頻度、時間で行うべきか、疑問になるかと思います。
記載したい気持ちはありますが、この部分は本書に譲りたいと存じます。
もしよろしければ、実際に本書籍をご覧になっていただけたら幸いです。

ただ、”運動をする”という一歩を踏み出すのが大変ですので、初めは簡単なこと、例えば、車ではなく自電車で移動するとか、テレビを中断して散歩に少しでるとか、そういったことからでいいと述べています。
その一歩一歩が脳に価値がある。そうアンデシュ先生は述べております。

もし、気持ちが晴れないな、とかありましたら、運動をしていたかどうか、かえりみてみるのも良いのかもしれません。
私は徒歩で通勤するようにしていますが、家のマンションの階段も使うようにしてみました。
25歳から脳の縮小が始まると書いてありましたので、私はだいぶ縮小してしまったかもしれませんが、ウォーキングから始めています。

晴れやかな日々をすごせるとよいですね。

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